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手捻りならではのコロリとした造型と、独特の口縁の山道が印象的な佇まいとなり、古格を感じさせる信楽土の質感・素材感を持つ器肌を、シットリとした自然釉が彩り味わいを感じさせます。
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しっかりと焼込まれた器肌には美しい緋が現れ、胎土に含まれた長石による石ハゼや、手捻りにより生じた器肌の凹凸が、信楽ならではの情感豊かな風情を湛えています。
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沖康史氏は信楽の陽性な緋色に魅了され、三十年以上に亘り登窯で信楽だけを焼き続けておられます。
この信楽酒盃も氏の作品ならではの手捻りによる成型により柔らかなフォルムを見せており、1400度を超える高温焼成により生じた緋色や松の割り木による自然釉が器肌を彩り趣を感じさせます。
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| 自然釉が降り積もった見込は信楽土とのバランスの佳い景色を現出し、信楽らしい飽きの来ない酒映りを堪能させます。 |
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胎土に含まれた大粒の長石・硅石が緋に染まった器肌に野趣を添え、沖氏ならではの造型センスを感じさせる高台が作品を引き締めています。
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